top of page

​令和8年6月定例会

​三枝三七子一般質問詳細
1)町指定管理審査会のあり方を問う

​​​ 去年から今年にかけて合計3回指定管理選定のための審査会が開かれた。

1つは美術館、創造館の指定管理公募が2025/11/25 〜 2025/12/04に募集されたものの、

不調となり再度、今年に入り再募集されて選定となった。もう1つは、去年11月28日に
指定管理選定審査会が開かれたハーブセンターについて。これはハーブガーデンも同時に行われた。

 合計3回の選定審査会のメンバーがHPにも一切公表されておらず、結果の経過を知りたい場合、
またはなぜか?と思った町民が知る方法がない。

私は情報公開請求をしたところ、すべて黒塗で出てきた。
どんな審議が行われたのかも、一切が明かされず、黒塗であった。

他の自治体ではしっかり公表しているところは、いくつもある。
資料3このほかにも茅野市、富士見町、松本市など列挙すればまだ出てくるが、
すべて、いつどこで誰が参加したかくらいはHPに載せている。(大きくない町・村も掲載)

この町の姿勢に対して、質問をする。

 

質問1:池田町のルール(施行規則:平成17年9月26日規則第9号

池田町公の施設の指定管理者の指定手続等に関する条例施行規則)

資料2そのものが、総務省の目指す大原則資料1から外れ、

不足している用件がある。(第5条は審査会についての規定)

この黒塗対応をされたのはどちらなのか、町長なのか?
この対応を決められた理由が測りかねる。
該当する担当課長に、お考えをまず質問する。
この対応の理由と不足事項をご存知かどうか。(答弁:担当課長)

 

質問2:
審査会を通して町の情報開示在り方に疑義がある。

町民の知る権利はどこで守られるのか。
このような対応に問題を感じないのか、担当課長に質問する(答弁)

 

資料をご覧いただきたい。資料4 

今だからこそ見直しをし、選定審査会のあり方、

指定管理の在り方などを検討する場が必要と思われる。

次の審査会は3年後だが、今からやっても早すぎるとは言えない。

市民に開かれた選定審査会、町政を望みたい。

 

質問3:今までのやり方を変え、この今回私が取り上げた

施行規則の見直しをして頂きたい。その考えはあるか?

(答弁:町長)

資料2:

 ○池田町公の施設の指定管理者の指定手続等に関する条例施行規則

平成17年9月26日規則第9号

池田町公の施設の指定管理者の指定手続等に関する条例施行規則

image_edited.jpg
image.png

資料3

資料1:
正確な文書名:
『指定管理者制度の運用について
(平成22年12月28日付け 総行公第151号 総務省自治行政局長通知)』

この総務省通知の「3. 指定管理者の選定の手続等について」の項目に書かれているのは、あくまで以下の「抽象的な原則(方針)」が記載あり。

・「外部の有識者等からなる選定委員会の意見を聴くなど、客観性・透明性・公正性を確保する仕組みを設けること」
・「選定のプロセスの透明性を図るため、選定基準や、選定・不選定の理由、委員の構成等を公表すること」

・つまり、総務省は「公平にやりなさい」「外部の人を入れなさい」「委員の構成を公表しなさい」という方向性(ガイドライン)は示している。

資料4

❶  審査委員会に「市民公募委員」を組み込む

最も多く見られる形式です。外部の有識者(学識経験者など)や行政職員で構成される審査委員会の中に、一般から公募した市民を委員として数名加える手法です。

  • 事例:長野県飯山市(2026年) 「ケーブルテレビ事業の事業承継者選定に係る公開型プロポーザル審査委員会」において、地域活性化に熱意のある市民公募委員を募集。応募事業者の提案内容の審査を委ねています。

  • 事例:新潟県上越市 プロポーザル方式の実施に関するガイドラインにおいて、審査委員に「公募に応じた市民」等を含めることができる旨を明文化しています。

❷ プレゼンテーションを一般公開し、市民が評価・投票する

事業者のプロポーザル(提案発表)を市民に公開し、審査結果に市民の評価(投票や採点)を反映させる、あるいは完全にドッキングさせる先進的な形式。

  • 市民評価の反映パターン: 審査委員による技術的な点数とは別に、傍聴した市民による投票を「市民評価点」として加算する仕組みです。特に観光PR、道の駅の運営、公園の利活用、文化・芸術施設の設計プロポーザルなどで活用されます。

  • 効果: 行政だけで決めるよりも「自分たちの施設・事業」という当事者意識が生まれやすく、選定プロセスの見える化(ブラックボックス化の解消)に非常に有効です。

例:新潟県三条市平成31年1月28日公告

図書館等複合施設建設基本設計及び実施設計業務委託の受託者選定の実施について 

❸ 地域コミュニティや当事者団体の代表が審査する

一般公募ではなく、その事業に深く関わる市民団体の代表や、

地域住民が審査員(外部委員)として参加する形式もある。

image.png

​新潟県三条市の選考過程が見えるページのQRコード

スクリーンショット 2026-06-03 143940.png

2) 町介護福祉の持続性を問う

 今国会で、すでに5月23日に通過してしまった社会福祉法等・介護保険法の一部改正について質問をする。

この改正で当町における一番の影響が心配されるのは新設「特定地域」として手を挙げるか、否かである。これは広域で決めるべきものだが、各自治体の意向で決められるということを鑑みて質問をする。

 国は今後さらに、深刻な人手不足に対応するため、テクノロジー(ICTや見守りセンサー)の導入を条件とした

「人員配置基準(人的制限)の緩和」が盛り込んできた。それは事業者にとっては経営継続のための苦肉の策とも受け取れるが、一方で「介護の質の低下」や「労働環境のさらなる悪化」が懸念される声が強く上がっている状況である。

 

(↓以下、社団法人:ハスカップより引用) 「改正案」には、「特定地域がある市町村は、厚生労働省令で定める基準に従って、地域支援事業として、『特定地域居宅サービス等事業』を行うことができる」とあります。すでに、要支援認定者(要支援1、2)のホームヘルプ・サービスとデイサービスは市町村事業(地域支援事業)に移されています。(給付は国から、地域支援事業は自治体)今回は、要介護認定者(要介護1~5)のホームヘルプ・サービス、デイサービス、福祉系ショートステイが給付(国の補助)からはずされ、市町村事業に移されることになります。「給付と同様」ならば、わざわざ移す必要はないはずですが、給付の場合、利用者が増えれば費用(介護保険料と税金)も増やしていく。しかし、市町村事業には、予算の上限があります。「特定地域居宅サービス等事業」は、あくまでも「事業」なので、予算という天井が設定され、認定者が増えても財源は増えない、つまり十分な事業は用意できない可能性が高くなります。

 

 素人の私から見てもさらに、高齢者介護も地域格差が自治体の財政により更に、生じることは予想できる。

 池田町内の事業所への影響と町のサポートについて質問する。

 

質問5:町内事業者への影響把握と導入実態: 人員の配置基準が緩和される(少ない人数で現場を回すことが容認される)ことに対し、町内の介護施設や事業所にどのような影響が予想されるか、町は各事業所の実態や懸念をどのように把握しているか。以前(令和7年12月定例会)、地域の助け合いなどを模索することは考えているかという、私の質問に対し、当時の課長からの答弁では「総合福祉センター運営委員会の人材不足対策検討部会(社協・町内事業所・町民の代表)があり、その部会で検討した内容を、理事者も出席する総合福祉センター運営委員会で承認し実行するということだった。その例として去年は、いきいきサロン、ゴム体操などで町民に町の情報の周知と担われる側になった時、担う側になった時などを話したり、事業者と共に課題解決の場を設けていく」と答弁を、頂いている。現状は今どのようになっているのか。事業所だけでなく地域の支えあいの仕組みは構築できているように、見えない。いまの方法で確実に担い手を確保できる見込みはあるのか?現状把握の状況と、それに伴い地域のつながりの構築、担い手の確保の見込みを質問する。(課長答弁)

 

 

質問7:福祉輸送について質問する。社会福祉協議会は民間だから質問すべきではないと言われたが、あえて私は、社協に対する補助金を大北地域の類似自治体と比較をしてみた。資料をご覧いただきたい。資料5これが福祉政策・福祉輸送の状況を人口と財政金額が似ている近隣自治体と比較できる表を作成した。まず、白馬村Aiふれあい号は今年4月1日から変わり、デマンド福祉交通を実現させた。去年まで観光客と同じバスを利用する状況だったのだが、苦情が多く、「ドアツードア」の福祉輸送を実現させた。予算はデマンドバス予算5,900 万円のうち、2415万6000円(ワゴン2台分:1600万)となっている。利用者は4月からの1か月間で1号車、2号車合計で427名の利用があったと聞く。松川村も生活密着型福祉バス:リンリン号は2年前の3月に視察に行ったが、相当費用がかかっていたが、こちらも大きな見直しをされていた。理由を尋ねると、利用者数が多く、福祉政策の拡充に重きを置き、村の健康福祉課の方でデマンドオペレーター・介助員の雇用、午後便の増便分の等を負担し、社協リンリン号の乗車料金はあえてゼロとしたと聞いた。当町では今年度デマンド実証実験を町長が変わり丸2年で、試行することとなった。高齢者の足の確保に対して関心があるのかないのか、ということをお聞きしたい。近隣自治体と、かなり厳しい格差となっている為、町の考えを質問する。(答弁:健康福祉課長・住民課長)

 

質問8:先ほど示した表にある通り、当町の社協への補助金が高齢者人口の割合からするとかなり低い。

緊急財政危機という時期ももうすぐ終わるが、まず社協の補助を回復させてほしいと共に、ここで提案をしたい。資料をご覧ください。資料6
白馬村も、松川村も社協に丸投げをやめ、しっかりと福祉課が予算も含めて負担する仕組みに作り直している。長野県では、これから2040年に向かい高齢人口がピークになっていく。

 社協にかなりテコ入れし、組織体制を作り直すか、町の福祉課が今までより以上負担して人も出していく方法しかないと思える。次世代の職員を育てつつ、現在のサービスの拡充は急務だ。今までも福祉輸送部門を担って頂いていたが、しっかり起業化していくことを視野にいれ、取り組んで頂きたい。そのためには町営バスとドッキングさせていく方向もあるのではないかと、この資料から想像できる。

 モビリティ・人材育成タイプを活用し強靭な仕組みになれば一層のサービス拡充が可能になると思われる。今までを批判したいのではなく、ここまで立ち遅れた理由は、池田町にはまだ移住者の高齢者が少ないせいもあるのか、老化予防・健康増進のいい影響もあるのかもしれないが、これからもこの状態が続くとは考えにくい。厚労省は地域ケア会議、などでも福祉交通などについて取り上げる方向を示唆している。社協の状況は深刻であり、事務・サポート職員までも休日返上で、ドライバーを担っている。大きな組み換えには時間を要するが、もう一人ドライバーを用意する必要もある。しっかり保障してほしい。どの地域も自治会からの共同募金などの金額は先細りとなって来ている。先行地域は資料7をご覧いただきたい。兵庫県養父市(やぶし)の事例だ。また、こうした成功事例にするための3つの原則に、まとめてみました。現在、福祉と地域の支えあいの「構築」と福祉交通、自治会の問題は切っては考えられない。福祉交通の方向性と、社協(自治会からの募金・会費)対応について、町長の考えを改めて、お聞きする。(答弁:町長)

image.png

​資料5

image.png
image.png

​資料6

※地方公共団体と連携して、当該団体の企画・立案機能を補完する事業者への支援を含む。

https://kotsu-kuhaku-r8.jp/mobi/
持続可能な地域公共交通を実現するため、地域の司令塔として重要かつ多岐にわたる役割を担えるよう、地方公共団体職員におけるモビリティデータの活用のほか、組織として効率的な地域交通への見直しを含む企画・立案及び交通事業者や地元住民等の関係者との調整を進めるための専門人材や組織の育成、またそれらを地方公共団体と連携して実施する取組を支援する事業です。

資料7

■兵庫県養父(やぶ)市:「やぶくる」モデル  https://yabu-mycar-unsounet.com/

過疎化と高齢化が進む中山間地域において、行政が制度の壁をぶち破り、地域と一体となって移動手段を確保した全国屈指の成功事例です。

行政の関わり方(丸投げしない仕組み): 養父市は国家戦略特区の制度を活用し、日本で初めて「自家用車活用事業(いわゆる自治体版ライドシェア・自家用有償旅客運送)」を地域運営組織と一体になって立ち上げました。行政が運行管理システムの導入費や車両の保険料、持続させるための財政支援(市費)をしっかりと裏付けしています。

〇体制の役割分担:

行政: 制度改正の交渉、財政支援、運行管理システムの提供、全体のコーディネート。

〇地域運営組織(住民): 地元の住民がドライバー(有償ボランティア)となり、地元の車を使って、地域の高齢者をスーパーや病院へ送迎。

社協や医療機関: 孤立しがちな移動困窮者の情報を共有し、利用に繋げる福祉的なバックアップ。

ポイント: 「社協の車」に頼るのではなく、行政の制度設計のもと、地域の元気なシニアが住民を運ぶ仕組みを作った点です。これにより、単なる福祉送迎を超えた「地域コミュニティの維持」に行政がコミットしています。

 

資料8:丸投げしない自治体に共通する「3つの原則」

これらの事例から、福祉輸送を成功させている自治体の共通点

  1. 行政が「交通政策」と「福祉政策」の縦割りを壊している ダメな例は「交通のことは企画課、福祉のことは社会福祉課」と分かれている構図です。成功している自治体では、行政の中で課を超えたプロジェクトチームを作り、社協や地域と向き合っています。

  2. 「有償(持続可能)」な仕組みにしている 完全な無償ボランティアや、社協の持ち出しだけでは絶対に続きません。利用客から1回300円〜500円といった適正な運賃をもらい、行政からの補助金と合わせて、協力してくれる住民ドライバーに「時給換算で数百円〜千円程度」の謝礼をきちんと支払える仕組みを行政が設計しています。

  3. 社協を「現場の便利屋」ではなく「アドバイザー」にする

行政が運行の責任を持ち、社協には「どうすれば足の不自由な人が安全に乗れるか」「本当に困っている人をどうやって見つけ出すか」という、社協が本来持つケースワークの専門性を発揮させています。

三枝三七子の挑戦を応援したい人集まれ!

住む人どまんなか!池田町

  • alt.text.label.Facebook
  • alt.text.label.Twitter
  • alt.text.label.Instagram
bottom of page