議会一般質問記録
議員として初質問前にどんなことを一般質問するのかなどを交えて
どまんなかの会で意見交換させて頂きました。
※どまんなかの会はどなたでお気軽にご参加いただけます。
2023年9月8日池田町議会9月定例会一般質問
1.デマンド交通・バスについて
三枝:では、通告の順番を少し変えまして、昨日の答弁を聞いていましたら素晴らしい答弁があったので、まずデマンド交通とバスの小児料金の方からお伺いしたいと思いますよろしくお願いいたします。まず、町長が昨日、池工の生徒さん、高校生たちのバス料金を無料化するということを言及されました。その後中学生についてはどうかという質問があったときにも、すればそれに倣ってというような言葉があったかと思います。
私が今日まず質問しようと思っていましたことです。
今年小児料金がないのではないかということを、町民の提案制度たい町民からの提案制度というものを使って出された要望書がございました町民の方からいただきました。池田町は、町内の周回バスにおいては今、小児料金がないということでした。
ですが、昨日の答弁から言うと、町長これは小児料金は無料化するというような理解でよろしいでしょうか。
町長:それではただいまのご質問にお答えをいたします。
昨日の質問では高校生のバス代無料と、また中学生のバス代もそれに同等ということでお答えをいたしました。
これは通学に対する支援でありますので、その他お子さんについては現状通りというふうに私は考えております。以上です。
三枝:とても残念ですお配りしているものを見ていただくとわかると思うんですが、この周辺、大北地域、安曇野市までも小児料金を設けています。
その中で、ほぼですね半分以上が承認については無料となっています。
ぜひ、まず小児料金を設けることから始めてもらえないでしょうか。
また、なぜ当初から小児料金を設定しなかったのかお聞かせ願いたいと思います。担当課長よろしくお願いします。
寺島課長:はい、お答えいたします。
三枝議員ご指摘の通り、町営バスの料金設定は、運行開始以来、未就学児は無料でございますが、小学生以上は町内区間であれば150円。町外区間であれば300円という料金設定でございます。当初になぜ子供料金を設けなかったかという理由につきましては、安価な料金設定であったため、特に大人と子供の料金の差を設けず、できるだけシンプルな制度が望ましいという考えからでございます。以上です。
三枝:
それですが、池田町、子供の数多くないですよね。で、小学生が使う率も非常に少ないはずです。これ無料にしないって。人口政策にかなり関わってくると思いますが、これは私強く要望します。
そして、6月の一般質問で既にお願いしました。
地域公共交通部会研究部会ですかね、年1回されているということでしたが、早急に開いてほしいということをお願いしましたら町長が最後の答弁で事業者と相談をするということをお答えになりましたが、6月からもう3ヶ月経ちます。部会は1回でも開かれたんでしょうか。
お願いします町長です。
町長:部会はまだ開かれておりません。予定については、担当課長からお答えをいたします。
寺島住民課長:はい地域公共交通会議の開催につきましては、新年度に向けた変更点等をその協議会で諮って、それを決定するという役割がございます。
ですので最終的にはそういった町営バスの来年度の運行についての内容を確認する役割がございますので、毎年1月に年1回ですけれども公共交通会議の方を開催しております。先ほど協議全然していないわけではございませんので、町長協議会の開催はしておりませんが、あの関係者、公共交通についての協議はあのさせていただいておりますので、ご理解をお願いいたします。
三枝:これ以上やりという人も多分今どうこうしますということにはならないと思いますが、6月(一般質問で)に私が来年の4月から6月にまた国がですね、デマンド交通について今、大型の助成金を出していますというお話をしたと思います。それについては議会でもデマンドのレクチャーを受けました。
上田の方で、デマンドワゴンさくっと というの追加資料に付いています一番最後のページです。高齢者も電話で、交通の足が呼べるということで、これはいいんじゃないかと、AIを使ったもので費用も今、町内のエアバスに使っている4500万相当で全然まかなえるものです。
そして利用価値が上がります。これを使うにはですね、競争モデル実証プロジェクト令和5年、これは令和元年ですが来年ですね、この公募に応募しなきゃ、実証実験すらできないんです。
これをやってほしいということを6月一般質問で言いました。で、また1月まで待つんですか。陸郷の方も、足のことをとっても心配されています。
町内のご高齢の方からも、免許返納したいけどできないという声が上がっています。年以下じゃ間に合わないと私は申しあげましたが、早急な対応をお願いします。これは要望です。
2.八十二銀行について
三枝:(要望を述べるにとどまったー時間不足を回避)
これも6月の一般質問にありました八十二銀行のことです。
これは昨日薄井孝彦議員が質問された内容とかぶるので、割愛しますが、一つこれも要望としてご検討いただきたいと思います。
新しい松川の店長にお会いし、進捗状況等聞きました。
ATMのことも聞きました私としてはですね、一番八十二銀行がこの町になくなって困っているのは誰なのかということをお伝えしたいです。
松本信金に口座を新たに設けないのは不思議だなあとまで、町長は言われましたが。そういうことができないご高齢の方がいらっしゃるんです。そういう方々は、なかなか八十二銀行までタクシーでも行けない、どうしようかと困っている方もいらっしゃいます。
私は八十二銀行の方に、駄目もとで言ってみようと言ってみました。
出張窓口を池田町の庁内か交流センターを借りてでできないものでしょうか?と。
月1回とか月2回でもいいですと。
で、そういった方法で、これ生活インフラなので、そういった働きかけをしたら応えてくれますかというふうに聞きましたら、人件費を、もし池田の方で負担してくれる可能性があるのであれば、八十二銀行は検討のテーブルには載せられるという答えをいただきました。
ぜひ、これもご検討いただきたいと思います。で、今ここですぐお答えいただけるような内容ではないのはわかってますので、私の今日の本題に参ります。
3.会染保育園問題クーラーと統合
三枝:以下重ねていきますが、今矢口(結以)委員も、質問された。
会染保育園まず、まだクーラーがございません。
もう夏は今日の涼しさからいって終わりかけています。
このクーラーの問題はどうなったのかを、ご説明を願いたいと思います。
町長お願いできますか。
町長:お答えいたしますが、会染保育園の空調設備についてのご質問につきましては、池田保育園に統合する方針でありますので、来年度の夏の対応につきましては池田保育園で対応するということといたしております。以上です。
(質問にお応えになっておられません…汗)
三枝:これ、今年の夏、今この議場に座っていらっしゃる方で、クーラー使わなかった方いますかね?いないと思うんですよ!年々暑さ猛暑です。
そして私はこれ6月議会終わってからすぐ、支援者から「何台でも3台でも4台でもいいから会染保育園に、僕は寄付をしたい」という申し出を受けたということを町長室に伺い、矢口結以議員と申し上げました。で、即答は避けられたので、その7月にですね、上旬にまた保育課長、教育長にもお伝えしました。でも、お返事はありませんでした。
これどういうことなんでしょうね。
まず個人的な寄付を受けられないのか受けられるのか、お答えください。町長どうぞ。
町長:個人的な寄付はお受けすることはやぶさかではありませんけれども、その内容によるということもご理解頂きたいなと思います。方向性がはっきりしてない中で、いくら寄付等を行っても、それを今、その保育園に設置することについては、あまりにも合理性には欠けるというふうに判断しておりますので、寄付自体もお受けするということの結論には至らないということであります。
三枝:方向性がはっきりしないからつけないということは、その子供たちの我慢をしなさいということだというふうに私には聞こえてしまいます。
今年はデンソーという会社から企業寄付ということでスポットクーラーが4台ですか、保育園の方に入ったようですが、視察に行ったとき、大変な強風でびっくりしました。
あれは、体温調節が難しい幼児が直接当たると体温が損なわれます。クーラーとは違います。
そしてまた排気も、ダクトがちゃんと付いておらず、室内に温かい排気が回ってしまいます。
それでは、どうしようもないじゃないですか。
この話を協議会で、町長にも1度させていただきました。
そのときに、今ほど同じようなお答えだったと思います。
来春でも統合するかもしれないのに勿体ない無駄になると言われました。
何が勿体ないんでしょうか。
会染保育園に子供を預けている保護者の気持ちはお考えにならないですか。
町長、お願いします。
町長:全員協議会でもお話ししましたように十分保育園の方では、そこそういう点につきましては、秋を使いながら、今ある空調設備をうまく利用しながら、園児の皆さんに負担をかけないようにやりくりをしているという説明を、園長からさせて頂いたと思います。私といたしましては、それまでもですね、いろいろやりくりをしながら、やってきたという経緯もありますし、その後保護者の方からもその訳がないことに対する不満、あるいは子供さんからもその不満についての意見も伺っておりませんので、自分はあの会染保育園の中であるエアコンで対応しているものというふうには考えております。(3歳以上児は遊戯室ホールを順番に時間をずらして昼食)
そういう点で、今早急につけるというのはいかがなもんかということで、判断をさせていただきました。以上です。
三枝三七子です。
よろしくお願いします。
こういう席初めてなので、不明瞭な点、言葉が足りない点がございます。
が、ご容赦ください。
また、私は今回、みんなで生きるまち住む人ど真ん中ということを掲げ、
今この議場におります。
ですから、これから質問させていただきますことは、
この町に住む人からの声を集めたものです。
そしてそれはこれからもこの町が残ってほしい、
生き抜いてほしいという思いがあって質問させていただくことをご理解ください。
では、今から始めさせていただきます。
1つ目会染保育園の現状把握についてです。
今年3月に3回に分け、教育委員会から説明会が町民宛に開かれました。
そこで、今までの検討会などからの答申と議案
行革審から出された一覧を出されて3案の説明を受けました。
1回目は未就園児、現在通われている保護者の方々の対象とされ、平日の午前中に開か
れ、それ以外の2日間の2回は平日の夕方でした。
そのせいか保護者の方の出席は、残念ながらほとんどなく、最終回3日目の3回目、た
った1名のみのご出席でした。
私はどうしても保育園の現状が知りたくて2日間、夕方、連日、参りました。
そこで保護者の方から伺ったお話をお伝えします。
コロナ禍において、遊戯室で3クラス合同でお昼寝をさせていた為に
クラスターが数回発生してしまったということ、
そして夏季においては、子供が熱中症になってしまったことがあるということ。
その理由は、各教室に空調設備が足りない為ということでした。
また、子どもの周辺環境で非常に重要な保育士さんたちの人間関係も難しいようだ。
休職をされている方も多い。現場は人が足りていないという内容でした。
この状況をまず町長に質問します。
この報告は受けておられましたか。
お願いします。
町長:おはようございます。一般質問2日目のご質問にお答えをして、
いきたいと思います。それではただいまの三枝三七子議員のご質問にお答えを致しますまずお昼寝によるクラスター発生クラスターの発生についての報告は受けておりません。3クラス合同のお昼寝は労働環境改善によるもので、令和5年4月から運用しております。令和4年度までの昼においては、コロナ感染が流行っていないときや、どうしても代替の先生がいないときには合同でお昼寝をしたケースがありましたが、そこで感染が広まったケースはないとのことであります。
園の基本生活としては、感染しないようにクラスごとの生活を基本として生活をして
おります。その保育園の主な感染は、家族間による感染から園内に広がるケースがほとんどで、特に朝夕の延長保育は未満児から年長までが一緒に生活するため、延長保育で感染が広まり、知らないうちに感染した園児がクラスに戻って広がったケースはあります。そのためエアコンがあったとしても、こんな感染は防げない状況でありました。
逆にエアコンがある池田保育園の方で、クラス内感染が多くありました。
これら感染の対応が緩和されるまでは、職員の心理的した肉体的負担は大変な大変大
きなものがあったと思います。熱中症につきましては、特に暑さが予想されるときはエアコンのある部屋で生活をしていたので、室内の暑さによる熱中症ではなく、水分補給が足りなくて体調不良を起こした園児はいました。
保育士不足につきましては、会計年度任用職員がクラス担任を担わなければならない
状況であり、職員採用、適正な職員採用を進め、バランスのとれた年齢構成を作っていきたいと考えております。以上です。
三枝:ここでちょっと今のお答えで質問があるんですが、熱中症ではなく水分補給が足りなく体調不良を起こしたというお答えでした。
「幼児に発生する熱中症というのは、暑さなどで多く汗をかき、体内の水分が水分の割合が高い外気の影響をさらに受け、だるさや吐き気を伴うものを幼児の熱中症」と言います。そういったことでは熱中症ではなくという表現ではないのではないかなと思います。(簡単に言うと言い換えているだけで熱中症の症状になった子供はいるということでしょ?という後押しでした)また、今町長がお答えいただいた会計年度職員の担任を担わなければならないという状況についてですが、年齢構成をバランスをとって考えていきたいとお答えです。
これはどういう、年齢構成を作っていかれるおつもりでしょうか?お願いします。
町長:今までの職員の構成がどうしてもばらつきがあるといいますか、空気間が空いてる年齢構成でありましたこれを埋めていくことが、次々と主任とか園長とかに順次育成されていくというふうに考えております。
今、そのバランスが崩れているために、会計年度任用職員で補わざるを得ないという実態がありますので、今後はその穴埋めていくような人員構成人員採用ということでい
きたいということであります。以上です。
三枝:もう一つ、クーラーがあっても感染は防げなかったという言葉がありま
すが、ここに資料を用意しました。
その説明会でもですね、私その場で聞きました。
「クーラーを買うことはできなかったんでしょうか?」そうしましたら、会染保育園の
設計が古く、キュービクルというこの形の部分ですね、外部設備になりますけれども
、電源容量がもう一杯で、これを新しく設置しなければクーラーがつけられないとい
うお答えでした。コレの設置費用も聞きましたら、1000万から1500万するというお答えでした。
とても高いなと思い、会染保育園の方向性が今後まだ、明確でないのに高い金額をかけるわけにはいかないというご判断があったのかな?と思います。
ですが今年の夏、昨日ー大厩議員にもお答えされていましたがデンソーさんからスポッドクーラーを3台頂けるということを聞きました。デンソーのスポッドクーラー(上記右参照)は、簡単に言うと冷風機の大掛かりなものです。これは、大人が作業場で使うものであり、子どもの午睡の時には使えません。そして労働環境のために、一つの部屋に(子どもたちを)集中させて午睡をとらせるということも理解できなくともございませんが、でもそれは大人の理由で、子どもの感染症を防ぐにはできるだけ各部屋で過ごさせるということが理想的と思います。
ですので、私はこのキュービクルが本当に必要なのかどうかを探し求めたところ、既
に過去会染保育園の回線電気工事に入られた方を見つけ、その方から直接聞いた話で
は、電柱から直接新しい分電盤をお遊戯室にもう既に作っているということでした。
このデンソーのスポットクーラー3台っていうのにいうものも、1台につき100ボルト使
います。
これは普通の家庭用クーラーと変わりません。
200ボルトのものもございます。
どのタイプのものがデンソーさんから貰えるのかわかりませんが、キュービクルがなくて、クーラーがつけられなかったという理由ではないように私は感じています。
これ再質問なんですけれども、どうしてもこの夏、私は子どもたちにちゃんと適切な
安全な保育を受けさせてあげたいと思います。
それはこの町の未来にかけるお金だと思っています。
ぜひ町長、
できるだけ早く予算付けをしてもらえませんか?
デンソーさんからもらえるものはもらえるものです。
でも会染保育園は、冬季もとても寒いという声が上がっています。
電気容量は、キュービクルをつけなくても何とかなるという確証があるということで
あれば、ぜひできるだけ早く、今後の方向性よりも、子どもたちの安全安心な保育環境の方が私は大事だと思うし、会染保育園はもう10年来、ずっと、どうするか揉めてますよね。決断をしてこなかったのは大人私達の責任です。
それを子どもたちにツケを払わせるようなことはして欲しくないなと。
心から願っています。
町長、どうでしょうか?
町長:クーラーの件につきましてはもう再三調査をしたり議員の皆さんとも議論したりして今遊戯室にクーラーを設置して、そこで午睡の時間は集まってやると涼しい環境は保てているのかなと、云う風には考えております。ええ、とまぁここでも持って集まるというリスクということですけれども、今までは先ほどお答えいたしましたように、まぁこの集団で集まって、えぇ~まぁ~クーラーの部屋に入ったために感染がおこったという事例はないという報告を受けていますので、まぁ今年の夏、これから設備というのはとても間に合いませんので、まぁ来年度に向けて検討してみたいと思いますが、あの~現状ではクーラーのある部屋にお互いに利用しあって、まぁそういう、熱中症等に対する対する対策として、処置といいますか取り組んでいきたいというふうに考えてます
。以上です。
三枝:都合し合って、保育環境を何とか保つというお答えだったっていうふうに今私は理解していますが、限られた中でクーラーが確変についていない中で先ほど昨日ですね、大厩議員のお答えの中にもできるだけ、暑さ対策に水を使うとか、外に出すとかいろんな工夫をされると言ってましたが、それは全て子どもたちだけではなく、そこで働かれる保育者の方々にも相当な負担を強いるということをお感じになられいますか。
私がこれから話しますのは、今回この保育園の状況を把握するために、矢口結以議員と2人で任意で2園の保護者と保育士の方々にアンケートをとらせていただきま
した。それで見えてきたことを、まず保育士の方々の方を私は担当しますので、
お話をします。
どれぐらい今勤めてくださって いる方々は長くこの園に勤めてくださっているんだろ
うかという質問をしましたところ、こちらのようにですね、半数近くが二、三年でも
うやめたい、早い方は1年未満というふうにお答えです。
この理由を、町長は想像できますか、分析されていますか。
今、その年齢構成に穴が開いているということも、途中でやめられた方が多いのでは
ないかということが想像されます。
今、保育園で長く勤めてくださらない方がたくさん出てきた理由は何でしょうか?
町長:詳しくは分析しておりませんけれども、一言で言うとやはり労働条件が合わないということかなと思います。労働条件合わない要因につきましては、どのようにしていくのか今、盛んに検討しているところでありますし、人間関係の問題はありましたけれども、今年度から男性職員を両保育園の統括として派遣をいたしました。そういうことで実態を把握し、現状をどのように捉えていくかその辺をしっかりと見定めた上で対策を講じたいというふうに考えてます。以上です。
三枝:二つ目のお答えで言いますが、働いている保育士の方々の要望といたしましては、まず給与を何とかしてほしいという声が一番トップでした。
また、私は今回この給与ということが出てきましたので、まず全国の保育教諭の平均給
料を調べました。
全国では383万円の年収です。
保育士の方の平均給料は約374万円これは厚生省の発表しているものです。
また地域の北信越の平均では323万円から367万円ほどになります。
ここでお伺いします。
池田町の正規の保育士の方の平均年収はおいくらでしょうか?お願いします。
町長:担当課長からお答えいたします。
井口課長:はい正規職員ですけど、
町職員と同じ一般の給料表で使ってまして、
昨年は約304万ということになっております。
これは年齢が比較的若い先生たちが多いので、こういう結果になっては、とりあえず
数字は出ております。
会計年度任用職員の方で、担任のお持ちの方は、平均が295万円
担任のない方が260万円という数字になっております。以上です。
三枝:皆さんも聞かれた通り、もうかなり全国平均からは、なかなか達していないっていう金額だということがわかっていただけると思います。
(※全国平均から100万近く下がってしまっています)
今、非常に心配していますのは、保育士の方が足りないということで、未満児の保育が
なかなか回りきれていないということも、保護者の方から聞いています。
今回、人材派遣で足りない分を方法を補充されたということを昨日聞きました。
2人の保育士の方、給食調理の方、全部で3名、人材派遣で970万かかったということを聞いています。
これだけ人材派遣に払うのでしたら、正規の職員の方を、お2人はしっかり増やすことができるのではないかと思います。
この保育園の問題っていうのは、子どもの問題でも保育士だけの問題でもなくて、これは人口問題に直結しているということが今回私は調査をしてわかりました。
ちょっと字が小さくて申し訳ないんですが、こちらのグラフは、今年1月から5月まで
にこの町から転出してしまった方々の、県内県外と年代別になっているものです。
この1月から5月までの間で160名出ていってしまわれました。
その中でも、一番集中して出ていた年代は、21歳から40歳までの子育て世代と働き世
代です。
この方々の人数は 全体で93名です。
160名中93名、60%にもなります。
これは全てが保育の問題だとは言いません。
ですがやはり、周りの自治体の子育てへの手厚い手当環境というものがやっぱり周りに
引っ張られているというふうに私は感じています。
町長、ぜひ来年度ではなく、今から来月からでもこの保育環境について、保育士の問
題も含めて、実際的に実行するための検討する委員会を私達議員も、協力したいので
、立ち上げてもらうことはできないでしょうか?お願いします。
町長:先ほどからお答えいたしましたように現状分析等を行っているところでありま
す。必要があればそういう委員会ということもあるかもわかりませんが、今のところは考えておりません。
三枝:とても残念ですがよろしくお願いします。
私は諦めませんので、では二つ目の問題に質問に参ります。
❷ 八十二銀行撤退後について
三枝:3月の定例会において、矢口稔議員が強く質した内容で質問されています。
その内容をまず町長は覚えていらっしゃいますか?
お願いします。
町長:町長はい。
3月に矢口稔議員からの質問をということでありますが、矢口議員から八十二銀行との交渉の経緯についてのご質問と、指定金融機関の取り扱いについてもの質
問を受けております答弁といたしまして申し出を受けてから了承するに至るまでの交
渉の経過と指定金融機関の取り扱いには問題がないこと等をお答えをいたしました。
以上です。
三枝:はい、よかったです。9月27日から12月5日に決定となるまでにの流れを私も銀行の方に伺いましたところ、非常に町長は10月、5回も銀行側と折衝していただいていました。ありがとうございます。
しかし、残念ながら11月はお忙しいスケジュールもあったんですでしょうか?
もうなかなか向こう側と折衝することができなくなっていたというふうに聞いています。私がここで重ねてお伺いしたいのは、この八十二銀行という長野県ではとても大事な大きな銀行です。
この銀行が撤退したことについて、この町の町としてのお考えをお答えください。
(以下は長野県内の八十二銀行の支店の所在とその自治体人口を見るとまだ池田は撤退する時期ではなかったことがわかる)
町長:それではお答えをいたします。
八十二銀行との交渉の経緯についてはお話しいただきましたが、12月5日にはそれまで
の交渉を踏まえて町議会商工会連名で存続についての要望書を本店に持参し、正式に
要望したところでありますその後、町内に人を置いての窓口の設置等を要望を行って
まいりましたが、2月7日に本部長が来庁され、あらゆる状況を乗り越えて使える移転
する旨伝えられたところであります。
改定以来、72年の長きにわたり、池田町の大企業発展に寄与された金融機関でありま
すので、存続について要望したところでありますが、店舗の老朽化と、耐震がなされてない建物であること、駐車場とハード面での問題と来店者数の激減、経営環境の悪化人材確保の難しさとソフト面での課題もあり、私としては理解せざるを得ない状況でありました。今後につきましてはATMの設置を含め、個人企業に対して店舗待つ間移転しますが、従来通りの利便性を維持していただくようお願いしているところであります。
以上です。
三枝:私がお伺いしたかったのは、甕町長のお考えなんです。
この八十二銀行という名の長野銀行と今統合されましたが、とても大きな価値ある銀
行だと思っています。
なぜなら今後の展開として、今まさに銀行側の関係者から聞いている話では、地元事業者と自治体の間に入り商社的な役割をし、さらに地元の経済活性化について力を尽くしていくという方向性を打ち出そうとしています。
池田町はこの流れに置いていかれてはならないと私は思います。
ですから、私が今日、町長にさらに重ねて質問したいのは、八十二長野銀行という大き
な銀行が出ていってしまったこと、これはもう仕方がないです。
ですが、こうやってアンケートを私はとりました。
すごい八十二銀行撤退について、全く二つにわかれています。
困らないという方とすごく困るという方半々ぐらいになっています。
そして、困ると答えられた方々の根拠っていうのは、相談や手続き、つまりネットバ
ンクが使えないご高齢の方々がほとんどです。
今、この、なかなか町内にあっても銀行に来る方が難しかった方々というのは、
置いてきぼりの状態になってしまっています。
それと、先ほど申しましたこの大きな銀行、地元経済にこれからもっと寄与したいと
思っている銀行をなくしてしまったことについて、私はどうしても池田町として
無理だと思いますが、戻ってきてほしい、またはこの町は存在してくれるこの町で稼
いでくれる企業に対して、大切に思っていますということをただ出ていってしまった
しょうがない利便性は確保されていますではなくて、内外に町の姿勢を示すことがと
てもこの町にいる企業に対してもとても大事な未来への布石となると思います。
町長、お考えいかがお考えでしょうか?
町長:82銀行の多い点につきましては先ほどお話した通りの理由からでありますけれども、今後はこれで折衝が切れたわけではありません今後についてもことあるごとに町との関係は金融指定校でありますので、切れないわけでありますので、その都度その辺の道筋も探っていきたいというふうには考えております。以上です。
三枝:ぜひ今、池田町にいる企業に見せる姿勢を示していただくことを私は重ねてお願いします。
今八十二銀行が1年間限定で、今までの店舗のところにATMを設置していってくれていますが、この候補地1年という限定ですが、もうお考えでしょうか?また、この八十二銀行のあった場所については、他の運用要望などももう出てくるのではないかと思うような状況が他の企業からも聞かれるようになっています。
1年置いておくというのは八十二銀行サイドの好意なのかなと思いますが、町としては早く候補地をできるだけ向こうと折衝してほしいと私も願っています。状況をお聞かせください。
町長:ATMの設置についてのご質問ですが現在はATM設置場所について商工会の意向が伺ったり町内の商工業者に対してアンケートを実施する。そして、場所の選定を行ってまいりたいというふうに考えております。以上です。
三枝:いつ頃にはっきりする決まりますか。お願いします。
町長:向こうの動向にもありますけれども、秋口ぐらいまでには選定をしたいというふうに考えてます。以上です。
三枝:よくわかりました。
ではそれを期待しています先ほどアンケート調査というふうに言われましたが、それは町民にもアンケートをとられるのでしょうか?お願いします。
大澤振興課長:はい。
このアンケートにつきましては、実際です私ども中小企業円卓会議というのがありまして、そこでの小委員会を3月に行いました。その場でですね、商工事業者にお集まりいただいて、話したところ、あの日々感じていることをアンケートとったらいいんじゃないかって出たのですが、その場で八十二銀行のATMの設置場所についても、実際ですね商工業者の方もですね、非常に影響があることなので併せてアンケートをとればどうかと、そんな意見が出ましたですのでそれをですね、使って事業者の方の声をお聞きしたいと思いますので思っております。
町民の皆さんにアンケートをとるということは現在考えておりませんので、よろしくお願いします。以上でございます。
三枝:ですが、商工業者の取引は確かに金額が大きいので大事なことだと思う思いますが。私が先ほど申し上げた、足のない高齢者の方々の利用窓口利用っていうのが今遠くに行ってしまったということも考えていただいて、できればそういう方々のご意見も工夫をされて、拾っていただくことを希望します。
では、次の質問に移ります。
❸ オンデマンド交通の可能性について
三枝:現在町営バスがこの町でいますが、町内と近隣のJRの駅を繋いでくれています。この路線の利用率について、まず町長は把握されておられますか。
お願いいたします。
町長:ただいまのご質問ですが町営バスは4月より池坂線が日下村に移管されましたので、4路線となりますが、各路線の13乗車人数は実績として把握しておりますが議員ご質問の利用率については、分母となる数値基準がはっきりしませんので、すみません、以上です。
三枝:はい私の質問の仕方が悪かったのかもしれませんが、
本来ならばバス1台乗車定員に対する乗車率を算出していただきたかったなと思います。
では、この利用率について町民の利用状況というのは把握されているのでしょうか?この町営バスについての経費は令和3年の資料からですと、
運行業者へ4521万円となっています。
また、子供たちの小・中学校の通学における
スクールバススクールタクシーというものもあり、この経費はバスが
45万7500円、タクシーが71万9040円となります。
これらを全部でおおよそ5000万になります。
昨日ですね、池田工業高校にも出向き、バス通学をしているだろうと思われる他市町村近隣の生徒数を確認したところ、このバスの利用者数をその生徒さんの通学日数を勘案してみますと、ほぼ池高の生徒さんが使われているのではないかなという数字が出てきました。
町では、町民の利用率はご確認していただいていますでしょうか?
お願いいたします。
町長:それではお答えいたします現在のところ町営バス明科線。
安曇野線松川線に代表される主に町外のJRの駅と町内を結ぶ路線バスと町内の各地区を巡回し、買い物ができる店舗や病院を巡回する巡回線で行っておりますそれぞれ住民の皆様が必要とする移動手段の一つとして、公共交通の重要な役割に意味合いを担っております。
利用率につきましては安曇野市のデマンドシステムと比較しますと、年間安曇野市では8万9000人とのことであります池田町は8900人であり
なので、分母に人口を当てますと同様の率となります。
他の市町村の利用状況と比較しても、特別利用率が低いというものではございません。以上です。
三枝:はい私今お答えいただいたこの池田町は8900人という数字がよくわからないんですが、これはどこから出てきたのでしょうか?担当課長、お答え願えますか。
寺島課長:お答えいたします巡回線の利用実績でありますけれども、8900人っていう数値については、約ということでご理解いただければと思いますが。ここ数年池田町の巡回線の利用実績ということでご理解いただければと思います。
三枝:わかりました。私がこれから申し上げるのは、私もこれについて、町民アンケートを独自にとりました。スーパーの前に立って、または1戸1戸、1軒1軒回りまして、そんなに大きな人数ではないですが150名ほどになりました。
それで見えてきたのはですね、使ったことがあるというふうにお答えいただいた方は、このフリップの通り25%です。
乗ったことがない方が75%
この乗ったことがあるという方に、頻度はどれくらいですかと聞いたところ、数年前にいっぺん1年に一遍という状況でした。
これについて私はちょっと問題がやっぱりあるなと思います。
これだけ費用をかけていて、利用率が上がっていないということは、自治体として何らかの工夫、手立てを考えなければいけない状況ではないかと思います。
交通移動権というものがございます。
この権利を、町長ご存知でしょうか?2013年に交通政策基本法が施行され、その中に交通権および移動権を保障する考えが法的に認識されています。
これは基本的人権にも資する権利です。
自治体の努力義務にも値します。
現在、町営のバスと変わらない金額でオンデマンド運用している池田町と変わらない規模の自治体が、長野県内には既に二つございます。
それが資料にある飯綱町と行く坂村です。
ことに、飯綱町ではオンデマンド投入前もやはり4000万近くかかっていた予算が、導入後の当初2年間ほどは1000万ほど費の経費が削減できたという結果も聞いています。
昨日、服部議員の質問の中に地域公共交通委員会でしたっけ、既にあるということを聞きましたが、その開催は年1回と聞いています。
これではなかなか追いつきません。
私は、今回資料につけましていますが、共創モデル実証プログラムというなんだろう、ちょっと待ってくださいね正確に言います。
共創モデル実証プロジェクトという国交省が今デマンド化の交通を議会が取り入れやすくするための資金補助をしてくれています。
一つは、共創モデルを実証するための運行事業に上限1億円。
全体の経費の3分の2を出してくれます。
そして二つ目は人材育成事業として定額3000万です。
この取り組み、普及に向けて地域における交通や町作りに取り組む人材の育成に関する仕組みの構築や運営を行う事業について出してもらえるものです。これは定額で3000万です。
これをもう今年の分は6月20日来週再来週にもう締め切りが来てしまいます。
これに公募するには、まず前もって自治体がどのようなものを取り入れていくのか、検討会っていうか勉強会デマンド交通をどのように取り入れていくのかという設計が必要になります。
そのためにも、私はできるだけ早く今の委員会とはまた別で実行力のある来年の公募に応募するための委員委員会を立ち上げてほしいと願っています。
町長のお考えをお伺いしたいです。
町長:公共交通につきましては今まさに過渡期かなとは考えるべき時期と私は考えております。しかし池田町の特性もありますし路線バスについてもいろいろの形態がありますので、池田町に適したやり方というのを今模索をしているところであります。今後どんな形でいくのか委員会というお話でありますけども、委員会を立ち上げる前に、今公共交通になっていただいてるのは観光タクシーさんがありますので、そこと十分協議し、ここは安曇野市のデマンド交通
も経験しておりますので、池田町としてどんな形がふさわしいのかこれから協議をしてですね方向付けをしていきたいとその方向づけの中では先ほど共創モデループロジェクトですかについてまた検討もしていきたいなというふうに考えてます以上です。
三枝:ありがとうございます。
お答えの内容よくわかるんですが、一つの企業ではとても次、自治体と相談して設計できるようなものではございません。
これはですね、もう私も去年大糸線会議をやってるときによくわかってきたんですが、デマンド交通というものを高齢化が進んでからやっても遅くて、今動ける40代50代の人がまず使うことに慣れないと、高齢化してから使うことはないということを、地域公共交通研究専門家の方が発信されています。
そういったことからも、いち早く1年でも早く、まず実証実験をやってみる必要があります。それには事業者ではなく、ちゃんとリサーチの取れる専門家を呼ばなければなりません。
とても時間も人もかかります。
これは町民参加でなければできません。
事業者と自治体だけでは進むことがとても難しいと思います。
ぜひとも、これを私は、特に高齢者から頼まれたわけではなく、
私たちの世代、本当に介護に困ってる方が、自分が病気になったらどうするんだろう。という不安を抱えられている複数方々からデマンド交通ってどんなもんだろうかっていうふうに聞かれました。
ですので、どうかこれもスピードアップして進んでいっていただきたいんですが、町長ことに、これは担当課はどこになりますか。
町長:担当課は住民課でありますけれども町といたしましてはまずはニーズ調査を実施し今後の方向性を検討してまいりたいと考えております議員のご提案につきましては今後、検討課題とさせていただきます。以上です。
三枝:ありがとうございます検討していただくのは非常にありがたいです。
ですが、スピードが本当に必要です。
1年遅くなれば高齢化がもっと進ます。
そして、これは子供の通学にも使えるものなんです。
今、公立小学校スクールバスに乗れない子たちは、線引きから漏れて、でもそれでも遠い子たちは少なくないです。彼らは歩いて通うのは厳しいとき、ご両親周りの方々に乗せてもらわなければならない。
これも住みづらいということに、繋がっています。
この町は私は本当に大好きです。
ですが、声を上げられない人に対して、ちょっと冷たいなと思うときが時々あります。どうかそういった広い視野に立ってもらって、高齢者だけが使うものではないです。
高校生も中学生も交通の自由度っていうのは生きる権利でもあります。
そういったことをお考えいただければいいなと思います。
ぜひとも私が今日3つ質問させて頂きました内容はどれも、この町に住み続けるための本当に必要なことばっかりです。
どれか一つをやって、どれかをやらないっていうことはあり得ません。
職員の方が少なくなられて大変な状況だと思います。
ですから、あえて言いますが、議員たちもみんな一生懸命手伝うつもりになっていますので、どうか有効に使ってください。
そして、八十二銀行のことー大きなシンクタンクを持っています。
行革審検討委員会に参加もー参加招聘してほしいなと思います。
民間のお金の動きは行政ではわかりません。
私達もわかりません。
でも、シンクタンクにはちゃんとあるべき情報があるのです。
そういったことも活用して頂けることを私は切に願って、
この質問を終わらせていただきます。
ありがとうございました。