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​2023年9月8日池田町議会9月定例会一般質問

​1.デマンド交通・バスについて

三枝:では、通告の順番を少し変えまして、昨日の答弁を聞いていましたら素晴らしい答弁があったので、まずデマンド交通とバスの小児料金の方からお伺いしたいと思いますよろしくお願いいたします。まず、町長が昨日、池工の生徒さん、高校生たちのバス料金を無料化するということを言及されました。その後中学生についてはどうかという質問があったときにも、すればそれに倣ってというような言葉があったかと思います。
 私が今日まず質問しようと思っていましたことです。

今年小児料金がないのではないかということを、町民の提案制度たい町民からの提案制度というものを使って出された要望書がございました町民の方からいただきました。池田町は、町内の周回バスにおいては今、小児料金がないということでした。

ですが、昨日の答弁から言うと、町長これは小児料金は無料化するというような理解でよろしいでしょうか。
町長:
それではただいまのご質問にお答えをいたします。

昨日の質問では高校生のバス代無料と、また中学生のバス代もそれに同等ということでお答えをいたしました。

これは通学に対する支援でありますので、その他お子さんについては現状通りというふうに私は考えております。以上です。

​三枝:とても残念ですお配りしているものを見ていただくとわかると思うんですが、この周辺、大北地域、安曇野市までも小児料金を設けています。

その中で、ほぼですね半分以上が承認については無料となっています。
ぜひ、まず小児料金を設けることから始めてもらえないでしょうか。

また、なぜ当初から小児料金を設定しなかったのかお聞かせ願いたいと思います。担当課長よろしくお願いします。

小児料金.jpg

寺島課長:はい、お答えいたします。

三枝議員ご指摘の通り、町営バスの料金設定は、運行開始以来、未就学児は無料でございますが、小学生以上は町内区間であれば150円。町外区間であれば300円という料金設定でございます。当初になぜ子供料金を設けなかったかという理由につきましては、安価な料金設定であったため、特に大人と子供の料金の差を設けず、できるだけシンプルな制度が望ましいという考えからでございます。以上です。
三枝:

それですが、池田町、子供の数多くないですよね。で、小学生が使う率も非常に少ないはずです。これ無料にしないって。人口政策にかなり関わってくると思いますが、これは私強く要望します。

 そして、6月の一般質問で既にお願いしました。

地域公共交通部会研究部会ですかね、年1回されているということでしたが、早急に開いてほしいということをお願いしましたら町長が最後の答弁で事業者と相談をするということをお答えになりましたが、6月からもう3ヶ月経ちます。部会は1回でも開かれたんでしょうか。

お願いします町長です。

町長:部会はまだ開かれておりません。予定については、担当課長からお答えをいたします。

寺島住民課長:はい地域公共交通会議の開催につきましては、新年度に向けた変更点等をその協議会で諮って、それを決定するという役割がございます。

ですので最終的にはそういった町営バスの来年度の運行についての内容を確認する役割がございますので、毎年1月に年1回ですけれども公共交通会議の方を開催しております。先ほど協議全然していないわけではございませんので、町長協議会の開催はしておりませんが、あの関係者、公共交通についての協議はあのさせていただいておりますので、ご理解をお願いいたします。
三枝:これ以上やりという人も多分今どうこうしますということにはならないと思いますが、6月(一般質問で)に私が来年の4月から6月にまた国がですね、デマンド交通について今、大型の助成金を出していますというお話をしたと思います。それについては議会でもデマンドのレクチャーを受けました。

 上田の方で、デマンドワゴンさくっと というの追加資料に付いています一番最後のページです。高齢者も電話で、交通の足が呼べるということで、これはいいんじゃないかと、AIを使ったもので費用も今、町内のエアバスに使っている4500万相当で全然まかなえるものです。

デマンド交通 202306260007.jpg

そして利用価値が上がります。これを使うにはですね、競争モデル実証プロジェクト令和5年、これは令和元年ですが来年ですね、この公募に応募しなきゃ、実証実験すらできないんです。

これをやってほしいということを6月一般質問で言いました。で、また1月まで待つんですか。陸郷の方も、足のことをとっても心配されています。

町内のご高齢の方からも、免許返納したいけどできないという声が上がっています。年以下じゃ間に合わないと私は申しあげましたが、早急な対応をお願いします。これは要望です。

​2.八十二銀行について

三枝:(要望を述べるにとどまったー時間不足を回避)

これも6月の一般質問にありました八十二銀行のことです。

これは昨日薄井孝彦議員が質問された内容とかぶるので、割愛しますが、一つこれも要望としてご検討いただきたいと思います。

新しい松川の店長にお会いし、進捗状況等聞きました。

ATMのことも聞きました私としてはですね、一番八十二銀行がこの町になくなって困っているのは誰なのかということをお伝えしたいです。

松本信金に口座を新たに設けないのは不思議だなあとまで、町長は言われましたが。そういうことができないご高齢の方がいらっしゃるんです。そういう方々は、なかなか八十二銀行までタクシーでも行けない、どうしようかと困っている方もいらっしゃいます。

私は八十二銀行の方に、駄目もとで言ってみようと言ってみました。

出張窓口を池田町の庁内か交流センターを借りてでできないものでしょうか?と。

月1回とか月2回でもいいですと。

で、そういった方法で、これ生活インフラなので、そういった働きかけをしたら応えてくれますかというふうに聞きましたら、人件費を、もし池田の方で負担してくれる可能性があるのであれば、八十二銀行は検討のテーブルには載せられるという答えをいただきました。

ぜひ、これもご検討いただきたいと思います。で、今ここですぐお答えいただけるような内容ではないのはわかってますので、私の今日の本題に参ります。

​3.会染保育園問題クーラーと統合

三枝以下重ねていきますが、今矢口(結以)委員も、質問された。

会染保育園まず、まだクーラーがございません。

もう夏は今日の涼しさからいって終わりかけています。

このクーラーの問題はどうなったのかを、ご説明を願いたいと思います。

町長お願いできますか。

町長:お答えいたしますが、会染保育園の空調設備についてのご質問につきましては、池田保育園に統合する方針でありますので、来年度の夏の対応につきましては池田保育園で対応するということといたしております。以上です。

​(質問にお応えになっておられません…汗)

三枝:これ、今年の夏、今この議場に座っていらっしゃる方で、クーラー使わなかった方いますかね?いないと思うんですよ!年々暑さ猛暑です。

そして私はこれ6月議会終わってからすぐ、支援者から「何台でも3台でも4台でもいいから会染保育園に、僕は寄付をしたい」という申し出を受けたということを町長室に伺い、矢口結以議員と申し上げました。で、即答は避けられたので、その7月にですね、上旬にまた保育課長、教育長にもお伝えしました。でも、お返事はありませんでした。

これどういうことなんでしょうね。

まず個人的な寄付を受けられないのか受けられるのか、お答えください。町長どうぞ。
町長:個人的な寄付はお受けすることはやぶさかではありませんけれども、その内容によるということもご理解頂きたいなと思います。方向性がはっきりしてない中で、いくら寄付等を行っても、それを今、その保育園に設置することについては、あまりにも合理性には欠けるというふうに判断しておりますので、寄付自体もお受けするということの結論には至らないということであります。

三枝:方向性がはっきりしないからつけないということは、その子供たちの我慢をしなさいということだというふうに私には聞こえてしまいます。

今年はデンソーという会社から企業寄付ということでスポットクーラーが4台ですか、保育園の方に入ったようですが、視察に行ったとき、大変な強風でびっくりしました。

あれは、体温調節が難しい幼児が直接当たると体温が損なわれます。クーラーとは違います。

そしてまた排気も、ダクトがちゃんと付いておらず、室内に温かい排気が回ってしまいます。

それでは、どうしようもないじゃないですか。
この話を協議会で、町長にも1度させていただきました。

そのときに、今ほど同じようなお答えだったと思います。

来春でも統合するかもしれないのに勿体ない無駄になると言われました。

何が勿体ないんでしょうか。

会染保育園に子供を預けている保護者の気持ちはお考えにならないですか。

町長、お願いします。

町長:全員協議会でもお話ししましたように十分保育園の方では、そこそういう点につきましては、秋を使いながら、今ある空調設備をうまく利用しながら、園児の皆さんに負担をかけないようにやりくりをしているという説明を、園長からさせて頂いたと思います。私といたしましては、それまでもですね、いろいろやりくりをしながら、やってきたという経緯もありますし、その後保護者の方からもその訳がないことに対する不満、あるいは子供さんからもその不満についての意見も伺っておりませんので、自分はあの会染保育園の中であるエアコンで対応しているものというふうには考えております。(3歳以上児は遊戯室ホールを順番に時間をずらして昼食)

そういう点で、今早急につけるというのはいかがなもんかということで、判断をさせていただきました。以上です。
三枝:私がなぜこの問題にこんなに引っかかるのかということをお伝えしますね。

今年3月、会染保育園の説明会を3回開かれています。その時にクーラーがついてない!ということをその場で初めて聞いてびっくりしました。

 で、そこでも今日その時教育長に質問をしたとき、キュービクルっていう外部電源がいるということは6月の一般質問でお話をしましたが、その1500万も相当するキュービクルがないとクーラーがつけられないんだと言われて私も黙ってしまいましたが今回、議会があまりにもこれじゃかわいそうじゃないかということで町長に。議会から会染保育園にクーラーをつけてくださいという要望書を出しました。

 8月ですが。で、そのときに空調設備が設置できるよ、そのキュービクルという1500万もするような外部電源がなくても、電源は確保できましたという報告も受けています。

見積もりとしては500万相当だというふうに聞いています。

それでも勿体ない!と言われる意味が私にはわかりません。

子供の健康と命がかかっている。それでもこれから冬が、きます。

この間、(議員協議会に)連れてこられた園長は、ボイラーが不調で、ブルーヒーターもなかなか難しくて危険だとおっしゃってます。

エアコンなくてどうやって冬過ごすんでしょうか町長。
町長:暖房。これから暖房の問題につきましては、これは非常に懸念しているところでありますし、また実態としてブルーヒーターでもって対応しているというところであります。
 
そんな中で、今検討しておりますのは、昨日お答えいたしましたように、池田保育園の見学会を早急に開くと、今月中旬には開きますけれども、もしそこで保護者の皆さんで、池田保育園に通ってもいいとすぐにでもあるいは、通いたいという保護者の皆さんがいれば、十分それに対応して、この冬につきましては池田保育園で過ごしていただくということで対応できるかなというふうに考えております。

今エアコンをつけて暖房のためのエアコンをつけるということの考えはございません。以上です。
三枝:何が何でも統合されたいっていうことだと思います。

先ほど矢口結以議員の答弁に対して、統合することは、保育園だけの問題ではない人口の問題だというふうな視野も広いところわかって私はほっとしております。

議員の方々に、あの議員協議会の方に来られご説明されたときに統合という方向を決めたので、これから町民説明会をするとおっしゃってましたが、昨日の答弁では、町民には説明をしないというふうに、今度はまた答弁変えられています。

町民説明会をされるのでしょうか、町長お願いします。

町長:全員協議会で町民説明会ということでお話したということであれば、誠に申し訳ありません、私は保護者説明会ということで考えておりましたが、言葉が間違ったのかなと思います。

昨日お答えいたしましたように、町民説明会はいたしませんので、よろしくお願いいたします。
三枝:これで最後にしますが、私、ぜひとも、参加者を限らない町民説明会を開いて頂きたいと思います。なぜなら、この中において、10分の10ー国が出しますと言って公共教育施設にはエアコン空調設備をつけるという機会があったにもかかわらず、会染保育園は1台もついていません。

池田保育園には4台、児童館にもついてます。

会染だけつけない方向性がはっきりしないからという理由が通るのでしょうか。

コロナ蔓延してましたよね?これはもう本当に10年近い間、いろんな話がされてきたことを私も知っております。ですが、とても大事なことは、会染保育園が古い古いとおっしゃってますがいずれ保育園古いまま放置してきたのは行政ではないでしょうか。

10年ほど前の耐震化工事のみ、3歳以上の保育室にも空調がないまま屋根の全面補修もしていません外壁の全面補修もしていません。雨漏りはポイント修復だけです。これで建物建物がもつわけないじゃないですか。

悪意はないですが、これ兵糧攻めに近いなと思って見ていました。

こういう具体的な事実を、町民説明会でちゃんと情報を共有するべきです。

私はとても残念だなと思っていますが、子供たちに負担をかけないようにと、町長先ほどおっしゃいましたが、今は子供たちは夏の間、ホールでホールにしかクーラーがついてないので3歳4歳5歳はお昼ご飯を食べる時間をクラスごとに変えてずらして食べています。

これはやはり負担をかけていることだと私は思います。

先ほど町長が言われてるに人口問題のこと、後から申し上げますが、とっても重要なことです。

再度ご検討いただき、そしてこの間(7月に教育委員会から会染保育園保護者向けにLINEで)取られたアンケートは、すぐに統合するとは書いていない状態でのアンケートです。

最初、7月10日に小7月10日に議員協議会に来られたときも、令和8年を目処とおっしゃってました。それが7月末にはいきなり来年です。

熟考されて長い時間かけて決断されたのだと私は思っていましたが、ここにきて二転三転しています。どうか、本当に検討してください。よろしくお願いいたします。

​4.農業振興協議会などについて

三枝:新しい農業法人についてです。農業振興協議会というものが去年から開かれました。

で今、全ての農業法人が今町にある法人がですね、一つの統合された法人組織に統合されるということを目指しているということを、8月7日、そういう方向に決まったようですが、私はこれで池田町の農業が自分先も安泰だとはなかなか思えません。なぜならば、まずの農振協に出てきている委員の方々の10名中5名しか町の地元の農業者いません。

 そして県からのアドバイザーが3名、つまり3分の2は県の方々です。

 そしてこの会の性質が私はよくわかりません。

8月7日の協議会においては、町長はおそらく事務方に相談なくですね、今後全ての農業法人を含めそれを統合した新たな法人組織を作ることに同意され、事務方は、具体的なすぐが見つけられないわからないと即答を避けたことについて、会長が次の方が町長に進まないのはおかしいと語気を強め、指摘する1場面がありました。

 またその前の7月25日にも、去年11月に出された中間答申の通りにやるのかやらないのかと、会長が町長に迫る一幕もございました。本来、この会での諮問というのは、農業振興するための事項を検討することだと私は思っています。
 まず、このこのような状態のこと。この状態をですね、町長はどのようにお考えでしょうか。

町長: 農業問題についてのご質問ですけれども、現在農業の抱えている最大の課題は、農業者の高齢化による今後の農業の研修者の課題であります。

現状の体制ではこの課題に対応をすることは極めて困難であると感じております。

どうしても新たな組織作りを行っていかなければ、将来の農業の道筋は開けないものと考えております。その為の新たな法人化は避けられないものと考えておりますので、一つの方策として、新たな法人の立ち上げを検討しているところであります。とりあえず以上でございます。
三枝:

私が質問してることはそうではなくて、この会のこの状態は、いかがなものかということです。

なぜならば、去年出された11月の中間答申について、町は独自でそれを精査し、どのようなことができ、どのようなことはできないという審査をされたのでしょうか。

例えばですね、最近で言えば、行財政改革推進委員会というものがございましたが、そこで例えば行革審委員会が町長に常に出席を求め、経常収支比率8割を方針とすることをここで認めなければ協議を先に進められ、進められないなどと会長が求めたりすれば、それは諮問を受けた協議の場ではなく、町長の上に立って行政を左右したこととなっているそういうふうに見えたので私は町長に、これはどうなっているのですかと聞いたのです。

再度答弁を求めます。

町長: 

この諮問の会議、農業振興協議会でありますけれども、大変多くの課題を含めております本来でしたら諮問でありますので、私の出席なくても、開催をするということになっておりますが、何回かそういうケースもありましたけれども、最近は私の出席も求められておりますので、出席をしております。会長、についてのいろんなお話ありますけど、この農業問題池田町の農業問題の難しいところは、この農地の中に県に町が依頼をして、県が開発したという地域が含まれております。

これは大変大きな問題となってきておりますので、県の関係者、含めまして、地元の農業関係者、地権者、またその議会の皆さんもご参加をいただいての協議会を大まか開催しているところであります。県の会長から、いろいろその厳しいご指摘もいただいておりますけれども、忠実に従わなければならないというものでもございません。あくまでもこちらでは諮問でありますので、その諮問諮問された内容について、協議をいただき、答申を受けまして、また町としての間、県外、見解考え方をお示しすると、ここで協議はお互いの思ってるところの協議を意見を出し合うということで、協議は未だに継続しているということでありますので、一方的に農振協の方針に従わざるを得ないというふうなことで考えているわけではございません。以上です。
 

三枝:はい。

今出ました県のお金が入って耕作を始めたというか、開拓をしたという社口原について質問を移します。これ私もいろいろずっと聞かされておりましてですね、社口原どうするんだろうと。
そして県職にある日、尋ねました。

「なんとか耕作をしている状態で何とかならないだろうか。」

そうしましたら、あの補助金は、県中山間総合整備事業という土地を耕し、収益を上げるための補助事業なんですと言われましたですが、社口原の地質がですね、元々が礫(石)で主が多く、大規模な農地改善が必要で、しかも元々獣の住処だと地元の人も言ってます。

ですが、去年ですね、池田ファームさん、もうこれ以上できないということで返還されたということを聞いていますが、この農地整備に6700円、6700万相当充当されていますが、どのような農地整備をされたのでしょうか。簡単にお答えください。

山本建設水道課長:

はい。それではただいまの質問にお答えさせていただきます。

一応そこにつきましては桑園でございました。産業構造の変化に伴いまして、運用作業も衰退したと。そうしますと荒廃化いたしますので、そこを何とかしなきゃいけないということで、地元からの要望に基づいて、現状のがあればという状況ありますけれども、収益を上げるということで、大型機械を導入した工作を目指したもので。そういたしますと、ある程度表土をならして造成するといった、ことがございます。

そういたしますと、どうしても今までなかった石など出る条件もございまして、そこにつきましては様々な耕耘を投入して対策をした訳でありますけれども、なかなか難しいと。
現在そういった状況です。
 

三枝:これ今、山本さんすごく大事なことをおっしゃったんですが。なかなか難しいんです本当にね、ストーンクラッシャーを投入したのかなと思って県内ストーンクラッシャーを探しましたが、ストーンクラッシャーというのは、石を砕いてですね耕耘にするというすごい巨大なあのパワフルな機械なんですが、とても高い(高価)もので持ってるのは、南信の方で1台あるか(JAにはなし)ないかだということがわかりました。つまりですね、元々社口原に県のお金を投入してよかったのかなっていう疑問がやっぱり生まれてきてしまいます。

 これはもう過去の話なんでしょうがないですが、私はやはり池田町は、農地がとても広大なんです、農政課、という専門の農業をするかが絶対必要だということを本当に痛切に感じました。

 社口原についてはですね、今町民の臼井さんというご夫妻が、ぜひともやらせてほしいということをお話されています。彼らについては農振協でも、もうお話されていますので、詳しく言いませんが、彼らは本当に環境に準じた循環型オーガニック農業を今もやってますし、これからもやり続けたいと、そしてここでLLPっていう組合方式の農業法人を作りたいということです。

これですね、もう本当に彼らは本当にやりたいって言ってるので、ここにお願いすればいいのになぜか、新農業法人と人農地プランと、これ地域計画ですね、それと社口原と農業法人、三つ本当は別々の問題なのに1個にしてるっていうのが、もう前に進みたくても進めない原因じゃないのかなあというふうに思うのですが、大沢課長どうでしょうか。

大澤振興課長:

今ですね、地域計画。と新規の関わりということでございますけども、地域計画につきましては昨年はそれほど騒がれてなかったんですけど、ここにきてですね、国の方で法制化に伴う地域の作成ということが出てきましたですので、昨年の中間答申ではですね、あの池田町の担い手が高齢化により、今後難しいとか、そういうような投資の内容もあの年の誤ったんですけど、そこにですね、それが国のですね考え方も非常に沿っていると私は考えておりますので、あくまでも地域計画というものが本当に10年後の担い手をどうするのかということと、池田町の農業者がですね、高齢化により10年後本当になくなってしまうということがですね、ちょうど苦労してきた部分でございますのでこれをあの、一緒に私どもやっぱ考えていかなきゃならないですし、この農振協が再開したということで、最終答申に向かうわけでございますけども、地域計画という大きなですね、あの大物をですね、一緒になって考えていくというタイミングに来ているのかなと私は思っております。

以上でございます。

三枝:わかりました。そのように事務方がお考えであれば仕方がないなと思いますが、私今回のこの質問するに至りまして、町内の農業者の方々にヒアリングを何人か一生懸命やってまいりました。そこで聞いた言葉を伝えてほしいと言われた言葉をお伝えします。参考にしてください。

なんで全て県議に上げるんだ、地域計画だって他の自治体は、担当職員が各農業法人出向いて頼んで状況をまとめてもらって書き出してるぞという声、そしてなんでアンケートばっかり投げてくんだ。一度だってその答えを持ってきてもらったことはねぇ!と言われました。

そしてとても大事なことは、「大きな法人ができたらみんなそこに投げ出すでね。耕作放棄地はもっと増えるよ。そんなことわかるだろう」と言われました。

私は今課長のおっしゃることも、理解はできるんですが、やはり社口原と新しい農業法人と地域計画は別々にちゃんと進めるべきではないかと。その為にも、農業だけのことをちゃんと考えるかが必要だと私は町長に申し上げて、この質問を終わりたいと思います。

​5.非農用地について

三枝: これも会染西部圃場がですね、ようやく出来上がってきました。大変広大な圃場です。

しかしここで非農用地というものが、もれなくついてきています。これのあり方が大変今問題になっているんじゃないかと私は思いますので質問させていただきます。

この補助者の非農用地の扱いについて、令和3年の町民説明会では、県に認可を取るため計画を提出するために、一応このような内容だったというサッカー場が示されていました。

これで決定したわけではない。という説明でした。町民からこれを上回る案が出せれば変更もありうると言っていましたが議会に対しても今年の3月、予算委員会に担当課長が説明に来られ、やはり同じような説明でした。これは決定ではなく、一応の認可を取るための書面ですという図面でしたし、しかし、9月1日の農振協で県職がこの非農用地に触れたとき、「いやいや、もう出されているこのサッカー場ですよ」と、多目的広場であればまだ内容は変えられるんじゃないかという話を聞いていたと私は記憶していますが、実はもう、そうではなかったと。

これについて、大変なことになったのかなという実感がございます。

町長これについてこれからどうされるのかご説明ください。

町長: ちょっと今、継続的に県と調整をしているところであります。

まだ具体的な方向が決まっておりませんので、その辺の状況につきましては担当課長からお話をさいたします。

山本建設水道課長:

はい今ただいまの検討状況というお話でございますけれども、こちらの非農用地といったものにつきましては、圃場整備事業の中におきまして換地といった手法で生み出されるもので、であります。一応その内容的に優良農地の中で農地を違うものに変えていくといったものになりますので、農地の除外と農地転用と同等の扱いになってきます。

 それにつきましては厳格な要件となりますので、そのあたりを調整協議をさせて頂きながら進めているところでございますので、今の具体的に、どうこうという申し上げられませんけれども、そこでお話できる段階になればまた説明の方させていただきたいと思います。以上です。


三枝:ここのこの場でご説明できない、ご説明するタイミングが来たらというふうなことがとても多くて不安です。ていうのは、これ予算は大体の金額上がってきてるじゃないですか6億9700万です。で、これ予算の大体外角ももう決まっており、しかも大体こんなもんですよっていうものが説明しかされていない、議会は承認を求められていない。

議決もない、そして町民の合意形成もないままここまで進んできています。

 とっても大変なことになってるなと思いますが、これ、このままシミュレーション通りされると、2019年のような財政的な逼迫が起こる可能性が予見、想像できます。

町長の責任ある答弁を求めます。

町長:現在では当初計画に基づきまして7億円弱の規模の予算を計上してそれに基づきましてシミュレーションを組み上げております。それも含まれておりますので、今シミュレーションを作っているところでありますけれども、そのシミュレーションによりますと、それがもう財政に組み込まれておりますので、これによる悪化というようなことは考えてはおりません。

また非農用地につきましては非常に二転三転していることは事実であります。なかなか整備をして作ったところで、その維持管理という部分も発生してまいります。

その辺も含めまして、今それを最小限にするにはどうすればいいのかそれがこれから変更計画という部分に入ってきますけれども、変更計画の中で、それが県、国に通っていくのかどうか、それは県の見解を求めながら、今計画を組み上げているところであります。

具体的にお話する段階ではありませんので、お話はしてありませんけれども、財政的なことで考えますと、悪化するということは考えておりませんので、ご理解ください。以上です。

三枝:はい、悪化することはないということを今この場で町長が言われたということを私は重く受け止めます。それでは、ただ、この問題ですね、これだけの問題ではございません。

結局、予算の外枠が埋まってる議会はもう承認するしかないという状況に追い込まれているということです。これは会染保育園統合問題も同じです。

新しい予算が統合により発生しなければ、町長の決断で全て進んでいく、そういうことになってしまいます。この町は、二元代表制です

この町で、議会はどこで意見を言えるのでしょうか私は本当にこれ不安を感じました。
 

​6.人口減少対策について

1番を見ますと、これは県の人口の上の折れ線グラフですが、2016年から長野県では多社会が始まっています。ちょっと暗い気持ちになりますが…

9月定例会 追加資料_ページ_1_画像_0001.jpg

ですがこの町どうなってるんだろうと思いまして、今年の6月の一般質問からですね、さかのぼって過去にどれぐらいの人口がこの街から出ていってるんだろうその世代はというふうに見たときに、追加資料2から4をご覧ください。

子育て世代働き世代がやはり流出しています。そしてその時本当に残念だと思ったんですが、

資料②~③.jpg
追加資料④.jpg

ここが大事なところです。↓

資料⑤.jpg

毎年ですね。新しく入ってくる若い世代がいるということです。

一定数、プロモーションもしてないのに、そして同じ数だけ出ていってるここがミソだと思うんです。ですね、まず私はこの町、全然まだやっていけると思ってます。

子育て世代も定住させられればいいんです。

定住させるために、これ保育園問題も関係あります。保育園二つあった方がいいんです。
 

先ほど教育長は一つでも二つでも、もう精一杯教育委員会を支えていくとおっしゃってくださいましたが、子どもの居場所は1つではなく2つあった方がいい、2つ要る!本当は三つあった方がいい、合う人合わない人、先生との相性もあります。

私と矢口結以議員で新たにとったアンケート、今日配布してますがご覧ください。

​(見方)1…そう思わない・2…あまりそう思わない➡4.まぁそう思う・5…そう思う

緊急アンケート結果2_ページ_2.jpg
緊急アンケート結果2_ページ_3.jpg

地域のコミュニティは保育園必要だという声が相当数です。

これは教育委員会の通ったアンケートよりも多くの方が答えています。

それを重く受け止めてほしいです。

さて、この町に家族を、どうやって
人口定住させるかということですが、お話します。

長野県にIターンで新規就農者は微増ですが増えてきているんです。

ところがこの町にはなかなか入ってこない。

それははっきり言えば仕組みがないからだと私は思っています。

ですからここで新しい法人を作ってお給料を低収入に出せればいいんじゃないのっていう風にお考えかもしれませんが、それ以前に、まず私は提案したいことがございます。

大北地域全体で連携した農業と観光の人材の
ワーケーションシステムです。

そのための助成金も国は一生懸命今どんどん発行してくれるくれています。

資料のですね、農林水産業補助事業繋ぐプロジェクトという研修生募集というものもございますし、それから、追加資料の最後につけましたが、経営を高度化する事業で、農泊地域高度化促進事業もございます。

そして追加資料でですね、もう1個ついてますよね。

人材を人材に特化した組合法人を作って農業と観光業、季節労働で年間のタイムスケジュールを作っていくという組合もございます。

これ、国が助成してくれてるんです。

ぜひ、本当に今すぐでも取り入れてほしいです。

私はこの町と言ってもいいところだと思ってます。

ですが、今、行政の方向と町民の間には大きな乖離が生じています。

町長にお尋ねします。2期8年やってこられてこれから後半半年です。

町長は振り返ってどのようなことをされてきたのか、
そしてどんな町にされたいとお思っておられるのか、お答えください。町長。

iターン農業者.jpg
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町長:今まで2期8年近くになりますが、その間、いろんな施策を講じてまいりました。

当然少子化ということについてを主眼とした政策が中心となって来たというふうに考えておりますこのいろいろやってきたということ等でありますけれども、一つはん少子化の原因原点は、やはり若年層の定住が大きなポイント王となってきておりますこの若年層を呼び込むための要素といたしまして、すぐ場所を働く場、交通の便、子育て支援などが大きな要素となってきていると思います。

住宅について当初は宅地が少なく、また住宅集合住宅も少ない状況にありますので、大きなハンデと感じておりますそこで施策として町有地の売却を行いました現在はほとんど土地に良い住宅が建ち、若者の定住に繋がってきていると感じております平成30年には人口にして、187人という今までにない現象となりましたので、建築に対する補助制度を設置しました結果、令和1年、令和元年2年度平均して85人の減少に抑えることができたと感じておりますしかしながら、財政上の問題もあり中止することといたしましたが、同時に減少幅も従前のような状況に戻っております。

また空き家バンクを立ち上げまして、空き家の活用利活用を推進し、現状は成約率ではかなり高いものとなっておりますが、登録数が少な、登録の呼びかけを行っているところであります。

さらに日本アルプス、国際学級の設立し人材育成のため人口増対策も含めて外国人の誘致を行いました。

年間40人ほどの人口増を目論見ましたが、こんなパンデミックのため中断を余儀なくされてしまいました。

子育て支援では出産祝い金、入学祝い金制度を設置し近隣よりも優位な経済的支援策としております福祉関係では18歳までの医療費の窓口負担を除いて無料化を近隣に先駆けて実施いたしましたし、子育て支援センターを起点と言えして、子供子育て推進室、現在は広く相談を受ける窓口の一本化として、また盛大支援センターを立ち上げ、子育てを含むあらゆる相談に対応しております。

現在のシステムは各方面から高く評価され全国からと問い合わせが来ているとのことでもあります教育面では、第2次教育大綱を制定し、0歳から15歳まで切れ目のない教育方針を確立し、移住に繋がるような魅力を出すためのではないかと感じております。

そんなところが今までできてませんさエース施策の一面でありますけれども、今後につきましては、これからこの時点とはだいぶ様相が変わってきてるという認識を持っておりますので、どのようにこの若年層の取り込み、また少子化対策に対して有効な手段は何であるのか、総合計画等々しまして、施策に展開してまいりたいというふうに考えております。

いずれにいたしましても、非常に人口速度が人口減少速度が当初の計画から大幅にやっぱりマイナス方向にいい傾いてきておりますので、ここで大きな策を講じて、何とかこの人口減少戻すというよりも、急激な現人口減少させていくと特に少子化を何とかしていくというのが今後の大きな課題であるかなと。

思います。

その保育園の問題もありますけれども、人口が増えた折には、また新たな保育園の建設ということもこれは不可能ではないというふうにも考えております。

いずれにいたしましても大変人口的には厳しい環境に至っているというのは事実でありますので、議会の皆さん、また住民の皆さんと意見交換をしながら、この解決策について検討を図ってまいりたいというふうに考えております。

三枝:若年層の人口取り込むじゃなくてもう来ているので、定住を薦めるだけでいいんです、出て行かないようにすればいいんです。ところが、議会で今年はですね、もう4ヶ所ほど地区懇談会に行っています。その中でも、こういう声をもろに言われました。
「おらの息子は、夫婦は子供ができた松川家を建てて出ていった。」

お1人の方がおっしゃいましたすると、知り合いの方もうちの周りもそういう子いるんだよね。

嫌味じゃないですよ。

今日私が付けました追加資料の中でですね、二つの円になってるものがあります。

超過転入超過提出(追加資料⑥)というもの見てください。

池田町から出て行ってる先は松川村がトップなんです。

とっても残念です。

池田町は松川に負けない。そう言えます。

鉄道がなくても、このすぐ本当に素晴らしい自然を求めて移住してくる人が
年間100人以上毎年いるんです。

その人たちを定住させれば、この町は道が開ける。

そのためにすごくくだらない細かいと言われるかもしれませんが、
まず会染保育園にクーラーぐらいつけてください。

統合するから勿体ないって言わないでください。

そして、この町、先ほど言いましたが、もう外堀を埋めて、いや言われなくて、結局それを事業化しなきゃいけないっていうことがあまりにも多すぎます。

議会持ち込みもちゃんと意見を言いたい。

そして検討してもらいたいと思っています。

声を聞かれない子供は黙り込んでしまう。

今、第6次総合計画後期のアンケート返答率が、町民割合にすると5 6%しか戻ってきていません。

1500名アンケートが投げられているので、その1500名から言うと35%かもしれませんが、町民から言うと5 ~ 6%です。

これでは何を審議していいかわからないはずです。

どうか。

町長ラスト半年、この街をもう少し変えていってもらいたいと思います。

これで私の質問を終わります。

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